校長室より

4月19日 新しい年度がスタートしました

 4月7日に始業式、13日に18名の新入生を迎える入学式を終え、全校生徒50名で令和3年度が始まりました。私が着任した2年前には61人いた生徒から10人以上減りましたが、新しい年度を迎え、生徒たちは進級後の新たな気持ちで前向きに学校生活を送っています。そのやる気に応えられるよう、教職員一同、気持ちを引き締めています。

 昨年度(正確には一昨年度末から)は、新型コロナウイルス感染症の流行により学校生活は様変わりしました。これは学校生活に限った話ではなく、世界中の人々の暮らし自体が変わってしまいました。今年度には少し見通しが持てるかと思っていましたが、未だ分からないことも多くあり、不安定な状況は変わっていないような気がしています。
 そのような中ですが、昨年度の取組の成果や課題を拠り所として、できるだけ通常の学校生活・教育活動が行えるように知恵を絞っていきたいと思っています。思うようにならない今だからこそ、生徒は様々なことに気づける力がつくのではないかとも思っています。ピンチはチャンス、私たち教員も生徒とともに考え、成長していきたいと思います。

 今年度、新たに始まった「小中連携」についてお知らせします。
 生徒のよりよい成長のため、にこにこ園・小学校・中学校が指導等について連携していくことは大切です。これまでも様々な取組を通して連携してきましたが、さらにそれを加速させるために、県教育委員会から加配教員を1名配置していただきました。その役割は、本田指導教諭が担います。毎週火曜日には小学校で勤務をし、小学校の実態や取組と中学校の取組とを繋いでいきます。
 6年間の小学校の教育を受けて、中学校に進学してくる生徒達です。小学校で先生方が大切に指導されてきたことをしっかりと受け取り、それを踏まえてどのように生徒を伸ばしていくかを考えていきます。この状況下ですので、児童生徒の交流は難しいかもしれませんが、異年齢での交流等についても今後、小学校と連携しながら考えて参ります。

 保護者をはじめ地域の皆様、、これまで同様、本校教育の推進にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

令和2年度の終わりに 3月23日

 令和2年度が終わりました。休校明けからのスタートも束の間、再度の休校となり、先が見えない中で、生徒や保護者の皆様には大変不安を感じさせた1年間でした。様々な行事について中止や延期、規模の縮小の判断をせざるを得ず、学校教育の意味について考えさせられた1年でもありました。やむを得ないこととは言え、十分なことができなかったかもしれない、もっとできることがあったかもしれないと振り返っています。

 去る3月12日に卒業証書授与式を行いました。昨年度は学校を会場に行いましたが、今年度は例年どおりにサエスタで実施することができました。来賓の方の参列はありませんでしたが、保護者・在校生・教職員に見守られる中、卒業生が旅立ちました。
 代表生徒の答辞に在校生に向けてこのような言葉がありました。
 「私たちは冴希祭の計画や練習などを通して、目的をもって取り組むことの大切さを知りました。何のためにするのか、一つ一つ考えるようにしてみてください。そして、今まで積み重ねてきたものを引き継ぎ、新しいことに挑戦していってください。」苦しい1年だったと思いますが、その中で大切なことに気付き、実践し、力をつけてくれていたのだと、救われたような気持ちになりました。
 やはり、子どもたちの力は素晴らしいです。その力を少しでも伸ばせるように、今年度を振り返り、思いを新たに次年度に向かいたいと思います。
 保護者や地域の皆様、一年間、大変お世話になりました。来年度も引き続きご支援いただきますよう、お願いいたします。

GIGAスクールに向けて 3月8日

  来年度から始まるGIGAスクール構想については、さまざまなメディアでも採り上げられていますが、和気町でも来年度から実際の機器を使った学習が始まります。これからどんどん日常生活の中に入り込んでくる情報技術を適切に使いこなすためにも、学習場面で活用していくことが求められているからです。

  今までもタブレット型PCを使って学習を進めてきてはいましたが、来年度からは生徒1人に1台の端末となるため、それに対応する環境を整えているところです。今日は、来年度からの学習に対応するように機材の設定をしてもらいました。授業での使い方も変わるということで、先生方も真剣に担当者から話を聞き、手順を確認していました。

 学びの可能性が広がりそうです。わくわくします。

3月に思う 2月22日

 「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」とはよく言ったもので、ついこの間新年を迎えたと思っていましたが、2か月が過ぎようとしています。学校生活も3年生は残すところ10日あまり、1・2年生も20日ほどとなりました。

 「時が早く経つ」から思い出されるのが、東日本大震災です。今年の3月11日でちょうど10年になります。あれからもう10年も経つのかと思ってしまいますが、被災をされた方々にとってのこの10年間の重さはいかばかりだったかと思わずにはいられません。
 被災当時、宮城県気仙沼市の階上(はしかみ)中学校で、発生10日後の3月22日に行われた卒業式において読まれた、卒業生代表の梶原裕太君の答辞を一部紹介します。(当時多く報道され、大変有名になったものです。)

 (前略)階上中学校といえば「防災教育」と言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした。しかし、自然の猛威の前には、人間の力はあまりにも無力で、私たちから大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というには、むご過ぎるものでした。つらくて、悔しくてたまりません。(中略)
 命の重さを知るには大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私たちの使命です。
 私たちは今、それぞれの新しい人生の第一歩を踏み出します。どこにいても、何をしていようとも、この地で、仲間と共有した時を忘れず、宝物として生きていきます。
 後輩の皆さん、階上中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友だちが、いかに貴重なものかを考え、いとおしんで過ごしてください。(以下略)

 被災者の方のような悲しみや苦しみを味わった訳ではありませんが、私たちも今まさに制約の多い生活を続けています。「当たり前」のありがたさは誰しもが感じていることではないでしょうか。このように、人には避けて通れない苦しみや悲しみがあります。しかし、そのような中でどのように考え行動するかは、私たち一人一人にかかっています。自分の一度きりの人生をどのように創り上げていくかは、自分にしかできないことです。

 これからも被災者の方々が希望をもち生活されることを祈るとともに、私たちも状況に左右されず、自分の生活を充実させていくことができますように。

給食週間 1月27日

今週は「学校給食週間」ということで、いつもとひと味違う給食をいただいています。

今年はコロナウイルス感染症のため外出ができにくいことから、日本全国を食で楽しもうというテーマが設定されて献立が決められています。25日(月)は北海道、26日(火)岡山県、27日(水)沖縄県、28日(木)奈良県、29日(金)昔の給食です。各日のメニューは割愛しますが、今週は日々特色のある献立を楽しんでいます。

また、栄養士の先生が作成した給食週間にちなんだ掲示もあります。学校給食の歴史や給食週間の献立についてのクイズを、写真や絵を使って分かりやすく示してくれています。生徒たちも通りがかりに見ているようです。

このような機会に食の大切さについて考えてみたいですね。

応援の力 1月25日

久しぶりに雨が続いた週末でした。今朝は霧が濃く立ちこめていました。

今週はいよいよ3年生が私立1期入試に挑むことになります。それぞれのペースで準備をしてきましたので、あとは自分を信じてやるだけです。

今朝、玄関に1・2年生からのメッセージが掲示されていました。その言葉に励まされた3年生も多かったのではないかと思います。これまで様々な活動や日々の生活で佐伯中学校をリードしてきた3年生なので、今回の受験にも堂々と臨んで自分の手で進路を切り拓いてくれることと思います。

みんなが応援していることを力に、残り数日、がんばってくださいね。

今だからこそ 1月21日

 今年は1月20日が「大寒」です。「大寒」は「一年じゅうで最も寒いころ」とされ、この「大寒」は、「立冬」や「冬至」などと同じ「二十四節気」の一つで、農作業などの目安にするために中国で作られた季節を示す基準です。佐伯にも雪がちらつき、寒さが厳しい日が多くなっています。2月3日には「立春」を迎えるので、暦の上での冬はあと少しです。しかし、新型コロナウイルス感染症は猛威をふるい、幾つかの都道府県では緊急事態宣言が出されました。岡山県でも独自に医療非常事態宣言を出し、また他府県の緊急事態宣言にあわせて知事が感染拡大防止のための県民への協力要請をしました。こちらは、まだまだ先が見通せない状況です。
 
 先日、入試に向けて3年生の面接練習をしました。かなり緊張していましたが、自分の言葉で何とか思いを伝えようとする姿に好感がもてました。一方で、声のはりや表情の明るさ(マスク越しなのでわかりにくいのですが)、言葉の明瞭さなど、話す内容とは別の要素も印象に大きな影響を及ぼすものであることを再確認しました。普段の自分はどうだろうと振り返ると、できていないことの多さに気付き、気をつけていきたいと反省の気持ちが大きくなりました。
 冒頭に示したように気持ちがふさぎがちになりそうな今だからこそ、他人から受けた親切な行動や優しい言葉がけが私たちの心を元気づけてくれます。私たちも誰かの気持ちが上を向くように、笑顔で元気に優しさをもって過ごしていきたいものです。

 終わりに、2021年になって初めての通信の発行です。遅ればせながら、皆様あけましておめでとうございます。いろいろと制約の多い生活ですが、今年も佐伯中学校をよろしくお願いいたします。

大切な日々の積み重ね 12月24日

 今日で2学期が終わりました。2学期は最も長い学期と言われますが、数えてみると127日(授業のある日では87日)でした。思い返せば臨時休校の遅れを取り戻す目的で例年よりも早い8月20日からスタートした2学期でした。
 3年生の延期されていた沖縄への修学旅行は中止となり、いろいろな活動が制限される中でしたが、地域の事業所の皆様にお世話になり2年生はチャレンジワークを実施することができました。また、コロナウイルス感染症対策を講じた今年度独自の「冴希祭」も何とかやり遂げました。試行錯誤をしながら臨機応変な対応が必要でしたが、生徒たちは(そして教職員も)見事に応えてくれました。その他にも、高校の先生をお招きしての出前授業や、オリンピック・パラリンピック推進事業「あすチャレ!」でのリモート学習、生徒会活動、部活動、毎日の授業……多くの学びを重ねてきました。その時々にたくさんの生徒のあふれる笑顔や真剣な眼差しがありました。
 1学期の臨時休校期間には「当たり前がいかに当たり前でないか」を思い知らされ、生徒たちにとってそこからの日々の学校生活は、去年までの学校生活とは異なる何かをもっていたのではないかと思います。期待していたことができなくなっても、くさらずに過ごせたのは「当たり前の生活」を大切に思う気持ちがあったのではないでしょうか。だからこそ、一つ一つの取組に真剣に向き合いながら成長することができたのだと思います。毎年2学期の生徒の成長には目をみはるものがありますが、今年はより一層大きな成長を感じることができた学期でした。
 生徒たちのがんばりの成果を書きましたが、その生徒たちを支えてくださっている保護者の皆様、地域の皆様方なくては、現在の子どもたちの姿はありません。陰になり日向になり本校教育推進にご協力いただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。最後になりましたが、感染拡大の状況が続いています。お身体に留意され、よいお年をお迎えください。

 生徒のみなさん、明日から冬休みです。家庭でゆっくり過ごすことができるチャンスです。自分で決めた目標が達成できるよう、メリハリをつけて生活してください。また、健康管理には十分に気をつけ、全員元気に3学期始業式に臨んでください。

様々な挑戦 11月20日

 グランドのメタセコイアの葉も色づき、吹く風の強さに冬の足音を感じる頃となりました。県内、国内はもとより世界的にも新型コロナウイルス感染症の感染拡大のニュースが連日のように報道され、安全な学校生活のためには何が必要かを考えています。ご家庭や地域の皆様も、それぞれの職場やコミュニティで同様に考えておられるのではないでしょうか。
 不安定な社会の状況とは裏腹に、佐伯中では生徒はとても元気に頑張っています。日々の授業や部活動、休み時間の友達とのおしゃべり、掃除、給食、ボランティア活動……時には冴えない顔をしていることもありますが、笑顔で毎日を楽しんでいます。生徒たちを励まし導く立場の私たちですが、生徒から多くのエネルギーをもらっていることに気付かされます。

 2学期も残り一月となり、3年生はいよいよ進路選択の時期が迫ってきました。現実味を伴って真剣に自分の将来について考える経験は初めてのことだと思いますが、これが中学生だとも思います。不安になることもあるでしょうが、自分を見つめ、信じ、希望をもって未来の自分に挑戦してほしいと思っています。
 HPの記事にも載せましたが、今年度本校は県からオリンピック・パラリンピック教育推進校に指定されています。体育の授業でも学習をしていますが、道徳や総合的な学習の時間等でも学習を進めていきます。今後、東京でオリンピック・パラリンピックが実施されるかどうかは分かりませんが、その意義やそこに挑む選手達の生き方・考え方を学び、自分の生き方につなげてもらいたいと思っています。また、特にパラリンピックに焦点をあてて、本当の意味での「公平」さについて共に考えることで、人権について考える機会としたいと思っています。
 寒さに負けず、残り一月、佐伯中学校は走り続けます!

驚きと喜び 10月20日

今年度最初かつ最大の学校行事「冴希祭」が無事に終了しました。
 年度当初は「学校行事自体がどのくらいできるのか」すら予測の立たない中、何を残し何を削っていけばよいのか等を、教職員はもちろんのこと代表生徒を中心に全校で考えてきた行事でした。開閉会式での生徒会会長 横谷君・副会長 下山君のあいさつでも、準備期間の長さや大変さについて触れられていました。
 長い苦労の末に実施した冴希祭は、練習や準備の段階から生徒たちは真剣でした。本番は、生徒たち自身が楽しみ、精一杯やりきったものとなりました。ハプニングがあっても、どうやってその場を盛り上げていくかを考え、よいと感じたことを自分で進んで行っている姿には、大変な驚きと喜びがありました。
主体的に活動するという目指す姿がそこに見えたからです。
 振り返りの会では、全員が自分の言葉で堂々と考えを伝える姿もありました。特に3年生は、自分の思いや後輩に託したいこと等をよく考えて話していて、昨年からの大きな成長を実感しました。また、頑張っている姿や助けてもらったこと、協力してもらったこと等、周りのことに気付き、言葉にしてくれた生徒もたくさんいました。周りに目が向き、周りとの関係の中で自分がいることを実感してくれたのだと、やはり体験を通して学ぶことの大きさをしみじみと感じました。
 本校は今年度から生徒数が50人台となり、いわゆる小規模校であり、大きな学校と比べると切磋琢磨する機会が少ないなどのデメリットがあります。しかし、育てたい姿や付けたい力を明確にすることで、小規模校だからこそできることを利用しながら、生徒の成長を種に栄養を与えられる学校でありたいと、気持ちを新たにしました。
 冴希祭に向けて、様々な面からサポートしてくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。また、ご家族の皆様、当日は温かい応援をいただきありがとうございました。

中学生としての成長 9月23日

 今年度が始まって半年が過ぎました。暑い暑い夏がやっと過ぎ去り、気持ちのよい気候の中で授業や部活動、学校行事に向けての準備等、充実した毎日です。しかし、例年であれば実施していたはずの修学旅行や校外学習、部活動の夏季大会をはじめとする様々な行事の中止により、生徒が力一杯何かに取り組むという経験ができないまま今に至っています。
 2学期に入り、ようやく2年生が3日間のチャレンジワークを行いました。地域の事業所の皆様にお世話になりました。学校に戻った生徒たちは、いろんな場面で成長を見せてくれています。特に、挨拶の声が大きくなったり、進んで声を掛けたりする様子を目にします。3日間やり通した自信がつき、学んだことをすぐに生活に活かそうとする意欲が見えます。やはり、学校だけでは学べない大切な何かを掴んでくれたのだと嬉しく感じ、コロナ禍の中、学びの機会を作ってくださった事業所の皆様に感謝しております。ありがとうございました。
 現在は、10月3日(土)に予定している「冴希祭(さえきさい)」に向けて、生徒が一丸となり取り組んでいます。これも例年とは違い、体育会と文化祭をミックスした形での新しい行事です。「いつも通りやれば大丈夫」と言えない状況の中、一人一人が自分の責任を果たすと同時に、3年生を中心にしながら練習・準備の計画を立て、工夫をしながら進めています。
 限られた時間の中で、最大限の成果が出せるように考えて動くという経験を通して、中学生としての成長を遂げてくれるものと信じています。
 当日はご家族のみの観覧とさせていただき、地域の皆様に生徒のがんばりを見ていただけないのは非常に残念ですが、何らかの形でご紹介していきたいと思っております。楽しみにお待ちください。

自立のために 8月20日

短い夏休みが終わり、2学期が始まりました。例年にない短い休みでしたが、生徒の皆さんは普段ではできないことに挑戦できたでしょうか。
 1学期の終業式では、「宿題」について話しました。
 大人は宿題はないけどしなければならないことが多くあり、自分の好き嫌いで決められないこともたくさんある。宿題をやりきることは大人になるための一つの予行演習のようなものだと考えられるのではないか。そんな見方で宿題に取り組んでみるのもよいのではないか。「自立」するためには、やるべきことに責任感をもって取り組むことが大切だ。というような内容でした。
 「今年は去年までの夏休みの過ごし方とは少し変わった」という振り返りができることを期待しています。
 1学期は新型コロナウイルス対策のため多くの行事が中止や延期になりました。2学期はそれらを含めて様々な活動が予定されていますが、先が見えない中で予定の変更もあるかもしれません。先が見えないことは不安です。ですが、自分の足で歩き、自分の頭で考え、一日一日を自分の力に変えていってもらいたいと思います。佐伯中の生徒の皆さんなら、必ずやり遂げられると信じています。
 充実した2学期になるよう、まずは早寝・早起きでリズムを整え、朝ご飯を食べて疲れに強い身体作りをしましょう。和気町では8月21日(金)から27日(木)までSRK(せいかつ リズム こうじょう)週間です。この機会を利用して、家庭で生活習慣について考える時間を作ってみてください。

夏休みを前に 7月31日

 

 令和2年度の1学期が今日で終了しました。例年だと7月19日をもって1学期が修了するのですが、コロナウイルス対策による休校期間があったため今日までの授業となりました。また、宿泊行事や体育会をはじめ多くの行事が行えなくなり、日常生活でも当たり前の基準が変わり、戸惑うことの多い学期でした。
 そのような中、56名の生徒達は「今できることをしよう」と気持ちを切り替えながら、様々な面でがんばりを見せてくれていました。特に3年生にとっては3年間の集大成となる部活動の大会が中止となり、やるせない思いをしたことと思います。しかし、次の目標を設定し前向きに活動に取り組んでいる姿は、1・2年生にとっても大きな学びとなるものだと感じています。

 社会経済活動の段階的な引き上げにより、「自粛」の閉塞感からは抜け出したように感じますが、首都圏を中心に新たに感染が拡大しています。また、7月上旬には九州を中心に大雨による大きな災害があり、コロナウイルス感染拡大の懸念のある中、命を守る行動をすることについても考えさせられました。
 中学生である生徒のみなさんも、自分で考え、判断し、行動することが求められる状況にあるといえます。誰もが経験したことのない社会です。「知らない」「大人が何とかしてくれる」と他人事にしないためにも、これらのことについて家族や友達同士で話をしてみてもらいたいです。

 明日からは夏休みです。首を長くして待っていた人も多いと思います。残念ながら例年のように長い休みではありませんが、普段の生活ではなかなかできないことにチャレンジするチャンスです。自分で目標と計画を立て、充実した毎日にしてください。
 今年の夏休みは期間が短いので、宿題の量もかなり減らしています。その分、自分で計画を立てて苦手科目の克服や得意なことを伸ばすための時間が取れると思います。自分だけのオリジナルの夏休みになるよう、じっくり考えて実行してください。どんな挑戦をしたか、2学期の報告を待っています!

1学期もあと一月 7月1日

 梅雨の合間の爽やかな日が何日か続きました。田んぼは水をたたえ、植えたばかりの稲の苗が青々と風にそよいでいます。暑さは増してきましたが「よい季節だな」と目や鼻、肌で感じて日々を過ごしています。保護者や地域の皆様も少しずつ日常を取り戻されていらっしゃるでしょうか。

 学校でも再開から1か月が過ぎ、全く同じではないものの以前の日常に近い生活を取り戻しつつあります。先日は生徒総会を実施し、生徒会スローガン「冴気力~ONE TEAM~」「合言葉はTogether」が承認されました。また地域とつながる活動として、有志ボランティアを6回実施するという提案もあり、生徒たちはこの状況に諦めていないことがよく分かりました。また、外部講師を招いての学習も始まりました。3密を避ける観点から、未だ多くの方に来ていただくことはできていませんが、できることから少しずつ生徒の学びを保障していきたいと思います。

 また、今後の校外活動や学校行事等のあり方について、保護者の皆様にはご心配いただいていると思います。学校としては、現段階ではできるだけ生徒に多様な学びをさせていきたいと考えています。実施方法等については検討しなければなりませんが、1学期中に中止・延期したようなことについても実施する方向で検討をしています。

 2学期すぐに予定されている3年生の修学旅行ですが、現在、町教育委員会とも連携をしながら実施について検討を続けています。1学期中には実施の可否について判断をしようと考えています。検討内容等がまとまり次第、保護者の皆様にはお伝えしていきます。

 また、2年生のチャレンジワークは、日程を短縮して実施をする方向で調整しているところです。

 今回の対応は先が見えず苦心することも多いのですが、今までの「当たり前」の考えを捨て、本当に必要なことについて改めて考える機会にもなっています。企業ではリモートワークの取組が進んでいるとも聞きます。私たちも学校のあり方について考え続けたいと思います。

 1学期も残り1月となりました。これまで生徒が元気に学校で学習に取り組んでこられたのも、保護者の皆様をはじめ地域の皆様のご協力の賜物だと感じています。残りの日々が充実し、かつ2学期の様々な学習活動への準備期間になるよう、教職員一同、力を合わせてがんばります。引き続き応援よろしくお願いいたします。

小中連絡会 6月25日

 

今日は小中連絡会ということで、昨年担任をしてくださっていた奥橋先生が1年生の様子を見に来てくださいました。

6時間目で数学の授業でしたが、お世話になった元担任の先生にがんばる姿を見せようとして(だと思いますが)、いつも以上にがんばっていたように思います。色々な数量について文字式を使って表す授業でしたが、小学校で学習した内容の復習から始まり、新しい表現の方法を学びました。

6時間目の後には、生徒会の取組「Sing Out Project」の様子も参観してもらい、励ましの言葉もかけていただきました。

奥橋先生は「よく頑張っていて成長を感じた」と言われていました。みなさんの頑張りがしっかり伝わったようです。

学校生活が再開しました 6月5日

                    

 学校が再開して、2週間と少し経ちました。再開した途端に季節も春から夏へ変わったかのような気温になり、ステイホームでなまった身体には少々厳しいスタートとなりました。しかし、最初は疲れた様子の見られた生徒たちも、次第に慣れて元気に学習等に取り組んでいます。若さとは素晴らしいものです。

 日々の学校生活は、これまでと同じという訳にはいかないものの、注意をしながらできるだけ元の状態に近づけるように考えながら授業を進めています。例えば、グループでの話し合い活動も短時間で行い、正面に向き合わなくてもよい隊形をとって行うなどです。また、学校行事や様々な体験活動等についても、内容や方法について検討しているところです。生徒の意見をもとに計画をしていきます。決定したものから順次お知らせしていきますので、今しばらくお待ちください。

 先日、「校長からの宿題」ということで、生徒に休校期間の振り返りをしてもらいました。私が中学生だったら怠けきった日々になっていたかもしれませんが、生徒の書いたものの中には「勉強」という言葉が予想以上に数多く出てきていました。計画通りにできた生徒もそうでない生徒も、やはり「勉強をしなくては」という思いをもちながら生活していたことが分かります。また、日々の授業がないことに不安を感じていたり、新しい形の宿題のやり方に戸惑っていたりという生徒が多かったことが分かりました。しっかり受け止め、これからの授業に活かしていきたいと思います。

 勉強に不安を感じたり、暗いニュースに心を痛めたりする生徒も多くいましたが、せっかくの「お家生活」を充実させる工夫もたくさん見られました。特に多かったのが料理に挑戦したというもので、中には夕食を作った人もいました。家の手伝いをしたという記述もかなりの数ありました。家庭で普段と違う役割を担い、意欲をもって取り組めたのだと感心しました。保護者の皆様のご協力があったからこその結果かと思います。ありがとうございます。

 また、登校初日を振り返る内容では、「みんなに会えてうれしかった」「6時間の授業はかなりきつかった」「当たり前の生活へのありがたみを感じた」「再開したのは嬉しいけれど不安がないわけではない」「感染が終息している訳ではないので、予防に努めたい」等の感想が多く見られました。様々なことを少しずつ乗り越えながら、新しい学校生活を創り上げてもらいたいと思っています。

 緊急事態宣言が解除され、世の中が少しずつ元の生活に近づけていきつつあるこの頃ですが、生徒も教職員も感染を防ぐため、不要な外出を控えるなどの予防的行動を引き続き行いながら学校生活に臨みます。ご家庭での協力が不可欠になりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

優しさに感謝 5月21日

今日、藤色のマスクが生徒一人に1枚ずつ配られました。

これは、和気町の方からの募金をもとにして和気町社会福祉協議会のボランティアの方々が、町内の園児・児童・生徒のために手作りしてくださったそうです。「コロナウイルスの感染から子どもたちを守りたい」「元気で楽しい学校生活を送ってほしい」そんな思いが込められたマスクです。

日頃からたくさん応援していただいている学校ですが、こういう時の優しさは本当に身にしみます。ありがとうございます。生徒のみなさんはボランティアの方々の思いも一緒に受け取って、大切に使ってほしいと思います。

休校期間を振り返って 5月21日

 4月22日に始まった二度目の休校も昨日で終わり、今日から教育活動が再開されました。いつもなら楽しみにしている大型連休も、「自粛」の一言で日常の家庭生活と変わらない生活となってしまいました。休校期間があることで充実した面もあったでしょうが、これまでの日常とは異なる日常となり我慢を強いられることも

多かったのではないでしょうか。
 さて、先日、県内の中学校3年生の随筆を読む機会がありました。一度目の休校期間を振り返って4月に書かれたものとのことです。作品の一つを紹介します。
 「新型コロナウイルスな日々」
 新型コロナウイルスな日々ということで、休校中の出来事を書きたいのだけれど、まあ、とにかく、日々の濃度が薄い!もうスッカスカなわけでして、朝起きてご飯を食べ、いつの間にかもう昼ご飯。そして、あれっ?1日が終わってるぞ…という毎日。休校になってすぐの頃は、なんというか「休みだ!休みだ!」って感じだったんですが、徐々に「えっ、もったいない…」という方向へ。
 それで、コロナで家にいることがほとんどで心に余裕ができている今、少しでも精神的に大人になれたらいいなと、毎日ふつふつといろんなことを考えるようにしています。
 ある日はものすごく天気が良くて、ベランダに出て日なたぼっこをしていました。いやあ、気持ちよかった。気持ちが良いと頭の回転も速いようで、もうグルングルン、「自分が好きになれる自分が一番」「人生楽しまなきゃ損だな」「やけにきれいな景色を見させてもらってるな」とか、割に深いところまで。(笑)でもなんか、ずっとあった悩みに決着がついたというか答えが見つかって人生のターニングポイントになりそうな時間だったなと思います。ちなみにその日の占いは二位で、「人生の大事な出会いがある」だった。占いっていうのはやはり当たるんですね。占いは信じる人生になりそうです。
 
 生徒のみなさんの中には、「そうそう!」と共感できることがたくさんあったのではないでしょうか。少しくだけた表現ですが、自分の感じたことや考えたことを素直に生き生きと自分の言葉で表現できているのが素晴らしいです。書くということは自分の考えを見つめることにもつながるので、ぼんやりしていたことがはっきりすることもあります。ぜひ、生徒のみなさんにも自分の言葉で書く習慣を身につけてもらいたいと感じました。

 最後に、今日から再開された学校生活ですが、まずは安全確保を第一に教育活動を行っていきます。また、休校により遅れている学習内容については、夏休み期間の短縮などを検討しているところです。学校行事等についても随時検討していますが、状況を見ながら判断をしていく予定です。決定次第、連絡をさせていただきます。
 今後も様々な制約や急な変更等が起こり、ご理解やご協力をいただくことも多くなるかと思いますが、ご家庭との連携を密にし、生徒が楽しく充実した学校生活を送れるよう、教職員一同精一杯努めてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

小さなボランティア 5月13日

和気町内の小中学校とにこにこ園では、休校期間を活用して教職員がボランティア活動をしています。先日、テレビニュースでも放映されたのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、大きなビニール袋で防護服を作って医師会に寄附しています。

佐伯中学校では、少しの時間でできるときに声をかけ合ってやっていますが、作業をしながらいろいろな話をすることができ、お互いを知るよい機会にもなっています。

少しでも誰かの役に立てていればいいな、と願っています。

個別懇談終了 5月12日

昨日、今日と家庭訪問に代わる個別懇談を行いました。今年度の担任と保護者の方との懇談で、家庭での様子をお聞きしたり学校での様子をお伝えしたりという機会となりました。

感染症防止対策として様々な予定が中止や延期になっている状況ですので、今後のことについてのお尋ねもありました。現在、明確になっていることがなくお答えできませんでしたが、今後、方針等決まり次第早急にご連絡いたします。

こういう状況だからこそ、学校と家庭がしっかりと連携をして生徒の成長を見守っていきたいと強く感じた懇談となりました。

お忙しい中足を運んでくださった保護者の皆様、お世話になりました。

「自立」と「共生」 4月21日

 新型コロナウィルスに関する情報が飛び交う中、令和2年度が始まりました。教職員一同、生徒の安全な学校生活のために気を配りながら教育活動を進めてきましたが、先の特措法に基づく緊急事態宣言が出されたことを受け、和気町内の学校も二度目の休校措置をとることになりました。普段とは異なる状況に置かれている今、どう行動すべきかを生徒にも問いかけることで、生徒たちはしっかりと自分で考え、学級で意見を出し合いながら今日までの学校生活を過ごしてきました。それぞれが自分のこととして考え、行動していた矢先の休校の判断となり、残念ではありますが、生徒たちがこれまでの学びを活かした充実した生活にしてくれることを期待しています。

 さて、お知らせが遅くなりましたが、本校が目指す教育目標を昨年度までの「 心豊かで、他と共によりよい社会を実現する生徒の育成」から「「自立」と「共生」-公で通用する人の育成」に変更しました。自ら考え、主体的に行動し、他と共に課題解決に取り組むことのできる生徒になってもらいたいという願いが込められています。本校の生徒は素直で前向きに努力できる素晴らしい子どもたちです。視野を広げ、自分の考えをもち、それを具体的な行動に移せるようになることで、今までのよさを活かしながら更に1人の人として成長できるのではないかと考えています。

 このような学校教育目標の実現に向けて、日々の教育活動を行います。これまでとは違う方法で実施する活動もあるかと思いますが、保護者の皆様にはご理解をいただき、変わらぬご協力をお願いいたします。

 今年度予定されている諸活動について、新型コロナウィルス感染防止対策として延期や中止になることも予想されます。今後も急な対応等が出る場合がありますが、メール配信や学校ホームページでできるだけ早くお知らせしていきます。また、何か気になること等ありましたら、学校までご連絡いただけるとありがたいです。

 本年度もどうぞよろしくお願いいたします。