校長室より

『1学期を振り返って』

 まず始めに、この度の西日本豪雨により、被災に遭われたみなさまにおかれましては、衷心よりお見舞い申し上げます。1日も早く日常生活が取り戻せますことをお祈り申し上げます。

 さて、時のたつのは早いもので、本日、70日間(1年生は67日)の1学期が終了します。始業式や入学式で、「地域とつながる学校づくり」に向けて、4つの愛(自己愛・友愛・家族愛・地域愛)を大切に過ごそうという話をしました。今学期の学校生活の子どもたちは、学習、部活動、行事や仲間づくり、どの場面を切り取っても、真剣さの中に笑顔がありました。また、関わっていただいた地域の方にも笑顔がありました。その様子から、生徒1人1人の自己肯定感が高まったと感じるとともに佐伯中学校の新しい伝統の構築へ向けての一歩が踏み出せたと感じています。子どもたちのこれからの活躍が楽しみです。

 しかし、生徒たちが無事1学期を終了することができることは、保護者の皆様のご理解とご協力、そして地域の方々の支えと応援があったからこそと、感謝しております。夏休み中も、これまでと同様に家庭・地域・学校がしっかりと手を取り合い、見守りのネットワークが形成できればと思っております。お力添えのほどよろしくお願い致します。

 結びに、生徒の皆さんへ。

 明日から夏休みです。この夏休みの過ごし方で、2学期が決まります。常に目標を忘れずに努力する休みとしてください。夏休みの始まりは2学期の始まりだと考え、悔いの残らないように過ごしましょう。8月27日の始業式に、一回り成長した皆さんと会えることを楽しみにしています。

 

『 涙 』 

  6月2日の体育会へのご観覧、生徒たちへのご声援、ありがとうございました。地域とつながることを意識した 「地域参加型体育会」。 真剣勝負の競技、お祭りムードの種目、係の仕事とどの場面を切り取っても生徒たちは輝いていました。あの日の生徒、保護者、地域の方の笑顔を思い出すと、いまでも胸が熱くなります。新たな体育会の演出により、生徒全員の自己肯定感が高まったと思います。佐伯中学校のすすむべき方向性を感じることのできた一日でした。次なるステージでの生徒の活躍をご期待ください。

 また、6月16・17日の備前東地区夏季総体には、野球部・ソフトテニス部・剣道部が出場しました。3年生にとっては最後の総体、悔いのない戦いができたと報告がありました。保護者の方のご理解とご協力あっての部活動。生徒は 「感謝の心」 をもって試合に臨んだと聞きました。3年間ありがとうございました。結果として、野球部は県大会 (佐伯中としては9年ぶりの出場) を勝ち取り、7月7日準決勝に挑みます。応援をお願いします。

 さて、体育会当日感動で自然とあふれ出た涙、総体で勝利した瞬間と惜敗した瞬間に出た涙など、6月は多くの涙を見る場面がありました。そんな時、先日 『涙』 について書かれたエッセイに出会いました。その抜粋を紹介します。

・・・生まれた我が子を初めて見る若き夫婦の安堵の涙、肉親を喪ったおりに流れる惜別の涙、あるいは美しい映像や音楽に昂ぶって流す涙。さまざまな涙があるけれど、うれし涙だけが望ましいというものではない。悔し涙を流した体験が人を発奮、成長させ、うれし涙を味わうことにつながっていく。これからどんな由縁で泣くにせよ、その都度、何かしらの彩りを人生に与えてくれるのは間違いない。今、涙活という言葉を耳にする。それは意識的に感情を昂ぶらせ、涙を流すことでストレスを解消しようという現代用語である。感情を抑え、本音を容易に話せない現代人は、理屈や規則に縛られた社会へ反発するために、無理して泣いて発散するのである、涙活のように強制的に自分を泣かすまではしなくとも、人は時に心ゆくまで涙を流してもよい。人としてもっと自然に生きるため、そして、より豊かな人間性を養うために。

 このエッセイを読んで、自然と流れる涙は見ている側に、感動を伝えるものであると改めて納得しました。今日から始まる期末テスト、どんな準備をして臨んでくれるのでしょうか。結果を手にしたとき、うれし涙を流すのか?悔し涙を流すのか?その答えは、家庭学習にあると思います。希望に満ちた夏休みを迎えることができますように、テスト期間中ご家庭での叱咤激励をお願いします。

 

 

 

 

 

 

「チーム佐伯」 出航!Bon Voyage!       

   勤務2年目になりました校長の香山です。保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級、おめでとうございます。今年度も全職員とともに、生徒の確かな成長のために、全力を傾けて取り組みます。本校教育の推進にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 生徒たちは、昨年度より生徒会を中心に、地域とつながる活動を展開しています。地域で育ててもらっているから地域に対して恩を返したい、佐伯中学校を地域から愛される学校にしたいという思いなどから活動をしています。活動を終えた後の生徒の表情は、満足感に満ちあふれ、自己肯定感が高まっているのを感じます。今年度もつながる活動を継続して参ります。体育会・文化祭などの行事や平素の授業など、ふるってご参観に来校いただければと思います。その際、ご近所の地域の方をお誘いいただければ幸いです。

 さて、今年度の『チーム佐伯」は、1年生24名、2年生20名、3年生18名の合計62名で始まりました。始業式・入学式と生徒からは、やる気がほとばしり、頼もしさを感じています。この生徒たちの心身をさらに成長させ、佐伯中の歴史の新たな1ページを刻むための学校教育目標は、【心豊かで、他と共によりよい社会を実現する生徒の育成】です。この目標の達成のために、生徒信条の「三やの気迫」(やる気・やりぬく・やさしさ)の精神を根底に、学習・学校行事・委員会活動・部活動・地域とつながる活動に自らすすんで取り組ませたいと考えています。生徒一人一人が学校内外でがんばる姿に温かい声援をおくっていただければ、生徒の励みになると思います。よろしくお願いします。

新年のあいさつ

明けましておめでとうございます。2018年度は戌年です。戌年は、来年の亥年に向けてスタートダッシュをするために、知恵や知識を蓄える年と言われています。そして、その知識は、12年後に大きく羽ばたく酉年につながっているのです。

さて、『一年の計は元旦にあり』と言いますが、戌年の元旦に何を誓いましたか。3年生はもちろん「志望校合格」だと思いますが、2年生・1年生は何でしょうか。「一年の計は元旦にあり」という言い方ですが、なぜ「ある」ではなく、「あり」なのか考えたことはありますか。それは、続きがあるからです。

正式な言葉で言うと、「一年の計は元旦にあり、一日の計は朝にある」なのです。何事も最初が肝心という意味ですが3学期の合い言葉として、特に「一日の計は朝にある」を大切にしてほしいと思います。そのために、今日一日を、今の瞬間を、どう過ごすかが大切になってきます。

何気なく過ごすのではなく、毎朝「一日の計」をしっかり立て、コツコツと日々の努力を積み重ねていってほしいと思います。